まだ自宅待機中…有事こそ「普段からの人脈」がモノをいう

公開日: 更新日:

 オレはどうやらエライさんたちに口が軽いと思われているようだし、現場ではかなりやかましい方だから、ひょっとして「現場に行くな」「しゃべるな」と球団からクギを刺されてるのはオレだけじゃないかって気をもんださ。慌てて同僚や他球団のスカウトに聞いたら同様のことを言われたみたいでホッとしたんだけど、アタマから離れないのは部長から言われた別のことだ。

■高校生右腕の4月の映像

「おまえさ、さっきから高校生は見なきゃ判断できないっていうけど、それはどの球団のスカウトも同じじゃねーか。自分の目が使えないのなら、他人の目を使えよ。他人の足を使えよ。どうやって手に入れたのかは知らねーが、オレのところにある高校生右腕の4月の映像を送ってきたヤツもいるぞ。知り合いの監督や部長やOBから情報を集めることはいくらでもできるだろう。こういうときだからこそ、普段からの人脈がモノをいうんじゃねーか」

 言われてグーの音も出なかった。高校の監督や部長やOBが詳しいのは自分の学校の選手だけじゃない。同じ都道府県内のライバル校の主力選手の動向には、普段から目を光らせている。彼らの持っている情報は確度が高い。地区を勝ち上がるためには、正確な情報が不可欠だからだ。

 オレはすぐに親しくしている担当地区の強豪校監督のスマホを鳴らしてみた。

(プロ野球覆面スカウト)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「豊臣兄弟!」白石聖が大好評! 2026年の毎週日曜日は永野芽郁にとって“憂鬱の日”に

  2. 2

    川口春奈「食べ方が汚い」問題再燃のお気の毒…直近の動画では少しはマシに?

  3. 3

    あの人「なんか怖い」を回避する柔らかな言葉遣い

  4. 4

    自分探しで“変身”遂げたマリエに報道陣「誰だかわからない」

  5. 5

    (1)高齢者の転倒は要介護のきっかけになりやすい

  1. 6

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 7

    「誰が殺されてもおかしくない」ICE射殺事件への抗議デモ全米で勃発

  3. 8

    解散総選挙“前哨戦”で自民に暗雲…前橋出直し市長選で支援候補が前職小川晶氏に「ゼロ打ち」大敗の衝撃

  4. 9

    業績悪化で減収減益のニトリ 事業の新たな柱いまだ見いだせず

  5. 10

    チンピラ維新の「国保逃れ」炎上やまず“ウヤムヤ作戦”も頓挫不可避 野党が追及へ手ぐすねで包囲網