コロナ禍なのに例年以上に早く評価しろと尻を叩かれている

公開日: 更新日:

 メジャーじゃ、スカウト活動が全面禁止、違反者には罰則があるって聞いたけど、日本のプロ野球界はまったく逆だ。

 ウチの球団のスカウトは「とにかく、早く選手を評価してください。特に1位クラスの選手の実力が本物かフェイクかは重要ですから」と、尻を叩かれまくってる。いつも苦虫を噛みつぶしたようなエライさんの表情がますます険しくなってるってもっぱらさ。

【写真】この記事の関連写真を見る(30枚)

 折からのコロナ禍は沈静化するどころか、深刻さを増すばかり。夏から秋にかけて行われる全国大会もどうなるかわからない。なので上位クラスの評価だけでも、いまからハッキリさせておきたいってことらしい。

 早大をはじめとする多くの大学が野球部の活動を自粛している。けれども、一部の大学はまだ社会人チームや大学生同士で試合をしてるから、オレも連日のようにある大学野球部のグラウンドに足を運んでいる。ひとつの学校をチェックしていれば、相手が変わっていろいろな選手を見られるからね。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因