阪神ボーアが広島戦で満塁弾 覚醒は矢野監督の起用次第か

公開日: 更新日:

 失投を逃さなかった。

 5日の広島戦、阪神の新助っ人・ボーア(32)が右腕の遠藤から今季2号となる満塁弾を放った。前日の猛打賞に続き、バットから快音が聞かれつつある。

 ボーアは開幕戦で4番起用されたが、2試合連続無安打に終わるや、3戦目にして早くも4番から外され、6番に降格。左投手との対戦成績が13打数1安打の打率・077、1本塁打ということもあり、左投手が先発した試合でスタメンを外れたこともある。

 とはいえ、ボーアはチームの大砲不在を解消するべく、年俸2・75億円もの大金をかけて獲得した選手。4日の広島戦では結果的にアウトになったものの、二塁にヘッドスライディングするハッスルプレーも見せた。

■今は4打席に1本で十分

 かつて阪神では、3・6億円で獲得した大リーガーのグリーンウェルが自打球で足を骨折したのを機に出場7試合で退団したが、そうした“お騒がせ感”も今のところは見受けられない。評論家の福間納氏は、「開幕から14試合しか戦っていませんが、最終的に結果を残す可能性が高いと思います」と、こう続ける。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

    西武フロントの致命的欠陥…功労者の引き留めベタ、補強すら空振り連発の悲惨

  2. 2
    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

    西武の単独最下位は誰のせい? 若手野手の惨状に「松井監督は二軍で誰を育てた?」の痛烈批判

  3. 3
    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

    巨人・小林誠司の先制決勝適時打を生んだ「死に物狂い」なLINE自撮り動画

  4. 4
    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

    全国紙が全国紙でなくなる?「新聞販売店」倒産急増の背景…発行部数の激減、人手不足も一因に

  5. 5
    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

    花巻東時代は食トレに苦戦、残した弁当を放置してカビだらけにしたことも

  1. 6
    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

    日本ハムは過去2年より期待できそう 新外国人レイエスが見せつけた恐るべきパワー

  2. 7
    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

    大谷はアスリートだった両親の元、「ずいぶんしっかりした顔つき」で産まれてきた

  3. 8
    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

    【中日編】立浪監督が「秘密兵器」に挙げた意外な名前

  4. 9
    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

    WBCの試合後でも大谷が227キロのバーベルを軽々と持ち上げる姿にヌートバーは舌を巻いた

  5. 10
    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗

    裏金自民に大逆風! 衆院3補選の「天王山」島根1区で岸田首相の“サクラ”動員演説は大失敗