日ハム中田は“膝爆弾”心配も…清宮伸び悩みで4番まだ安泰

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 5日、日本ハム中田翔(31)がベンチをヒヤリとさせた。

 初回に適時打を打つなど、この日のソフトバンク戦は3打数2安打1打点の活躍だったが、栗山監督の表情がにわかに曇ったのは、五回無死一、二塁の場面だ。6番・大田の浅いフライを中堅の柳田が捕球すると、大きく飛び出していた二塁走者の中田は慌てて帰塁。つんのめって転倒し、這うようにして二塁に戻った。その際、グラウンドに左ヒザを強く打ちつけて悶絶、しばらく起き上がれなかったのだ。

 そのまま出場したものの、四球で出塁した七回に俊足の松本が代走に送られた。中田は2010年に左ヒザの半月板を損傷して手術。古傷はいまも“爆弾”となって中田を苦しめている。代走を送られたのは追加点の好機ということに加え、大事を取るという意味合いもあったのだろう。ヤンチャで鳴らした「ハムの主砲」も、もう31歳と決して若くはない。

「それでもまだまだ主力でいてもらわなければ困るのです」と、日ハムOBがこう続ける。

■チャンスで代打

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