久保が8試合ぶりゴール マジョルカ残留へ首の皮一枚つなぐ

公開日: 更新日:

 スペイン1部リーグで日本代表MF久保建英(19)が所属する18位マジョルカが、すでに1部残留を決めている12位レバンテと対戦した(日本時間10日午前2時30分キックオフ)。

 2部降格圏内のマジョルカは、勝ち点3ゲットが至上命令。右MFで11試合連続の先発出場を果たした久保が、1―0で迎えた84分に勝利を決定付けるゴールを奪った。自陣からドリブルで持ち上がり、相手ゴール右からシュート。GKがはじいたボールを味方選手が蹴り込み、その跳ね返りをジャンプしながら左足でゴールネットを揺らしたのである。

 喜びを爆発させた久保は、べンチ前に走り寄って監督やコーチらに向かって直立不動。それから深々と<お辞儀ポーズ>のパフォーマンスである。

 この久保の8試合ぶりのゴールもあって、勝ち点32、残留圏の17位に暫定3差としたマジョルカ。まだまだ崖っぷちではあるが、攻撃の主軸としてクビの皮一枚つないだ久保の好調キープは、大きなプラス材料となっている。

 次節セビージャ戦のキックオフは日本時間13日午前5時。久保の奮闘は必見である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?