去就注目のマジョルカ久保建英に「レンタル延長」の可能性
スペインの中堅マジョルカにレンタル移籍している日本代表FW久保建英(19)が3日、強豪アトレチコ・マドリード戦に先発した(日本時間4日午前5時キックオフ)。
久保は右MFとして先発。3位につけるアトレチコに対してマジョルカは降格圏内の18位。久保のミッションは<攻撃を差配して格上相手に引き分けに持ち込んで勝ち点1をもぎ取る>こと。実際、何度か鋭いドリブル突破で相手ゴールに迫る場面もあったが、結局は0―3の完敗劇。厳然たるチーム力の差は、テクニシャン久保の奮闘をもってしてもいかんともしがたく、不完全燃焼に終わった。その久保が「来季はどこでプレーするのか?」と地元メディアを大いに賑わせている。
久保の所属先はスペインの超名門レアル・マドリード。世界列強の主軸勢ぞろいのトップチームに出戻っても、プレーできる保証はない。有力視されているのは国内の中堅レアル・ソシエダだ。
もともとレアルとソシエダは<親戚のような関係>。レアルの若手が預けられ、レベルアップを果たしてレアルに里帰りするというパターンが多かった。その流れに乗って来季、久保がソシエダ入りするというのだ。