去就注目のマジョルカ久保建英に「レンタル延長」の可能性

公開日: 更新日:

 スペインの中堅マジョルカにレンタル移籍している日本代表FW久保建英(19)が3日、強豪アトレチコ・マドリード戦に先発した(日本時間4日午前5時キックオフ)。

 久保は右MFとして先発。3位につけるアトレチコに対してマジョルカは降格圏内の18位。久保のミッションは<攻撃を差配して格上相手に引き分けに持ち込んで勝ち点1をもぎ取る>こと。実際、何度か鋭いドリブル突破で相手ゴールに迫る場面もあったが、結局は0―3の完敗劇。厳然たるチーム力の差は、テクニシャン久保の奮闘をもってしてもいかんともしがたく、不完全燃焼に終わった。その久保が「来季はどこでプレーするのか?」と地元メディアを大いに賑わせている。

 久保の所属先はスペインの超名門レアル・マドリード。世界列強の主軸勢ぞろいのトップチームに出戻っても、プレーできる保証はない。有力視されているのは国内の中堅レアル・ソシエダだ。

 もともとレアルとソシエダは<親戚のような関係>。レアルの若手が預けられ、レベルアップを果たしてレアルに里帰りするというパターンが多かった。その流れに乗って来季、久保がソシエダ入りするというのだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関昇進も“課題”クリアできず…「手で受けるだけ」の立ち合いに厳しい指摘

  2. 2

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 3

    マエケン楽天入り最有力…“本命”だった巨人はフラれて万々歳? OB投手も「獲得失敗がプラスになる」

  4. 4

    中日FA柳に続きマエケンにも逃げられ…苦境の巨人にまさかの菅野智之“出戻り復帰”が浮上

  5. 5

    今田美桜に襲い掛かった「3億円トラブル」報道で“CM女王”消滅…女優業へのダメージも避けられず

  1. 6

    高市政権の“軍拡シナリオ”に綻び…トランプ大統領との電話会談で露呈した「米国の本音」

  2. 7

    エジプト考古学者・吉村作治さんは5年間の車椅子生活を経て…80歳の現在も情熱を失わず

  3. 8

    日中対立激化招いた高市外交に漂う“食傷ムード”…海外の有力メディアから懸念や皮肉が続々と

  4. 9

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  5. 10

    石破前首相も参戦で「おこめ券」批判拡大…届くのは春以降、米価下落ならありがたみゼロ