初の4連敗で首位陥落…“内弁慶”巨人の「屋外球場恐怖症」

公開日: 更新日:

 巨人が首位から陥落した。

 12日のヤクルト戦で初回2死一塁から村上の飛球を左翼・亀井、中堅・丸がお見合い。2人の間にポトリと落ちる間に先制を許した。結局1点差で競り負けただけに、痛恨の失点となった。原監督は「細かいミスは負けると目立つね」と頭をかいた。

 1点を追う六回にも珍プレーがあった。1死一、三塁から、炭谷の遊ゴロの間に三塁走者が生還。同点かと思われたが、高津監督からリクエスト要求があり、一塁走者・パーラのスライディングが守備妨害と判定され併殺。得点が取り消された。

 これで巨人は4連敗。4連勝のヤクルトに首位を明け渡した。開幕以降、巨人は東京ドームでの集中開催が続いた。15試合中、神宮での3試合を除いた12試合を空調の効いた快適な本拠地で戦い、首位を快走。それが、外に出た途端、負け出した。あるスコアラーがこう言った。

「初回の亀井と丸のお見合いは、上空の球を見失ったか、あるいは風か。試合開始直後の空は薄暮状態で見にくいことがある。でもドームでは空は見えないし、風も吹かない。東京ドームで続けて試合をしていて急に外に出たことで、暑さ、風、雨などに面食らうことはあるでしょう。巨人でああいうミスは、あまり見ませんから」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束