大谷2度目実戦も5四死球の乱調…二刀流成否は登板後の打撃

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 投打の二刀流をこなした渡米1年目の18年は投手として10試合に登板して4勝2敗、防御率3・31。打者では104試合で打率・285、22本塁打、61打点。登板前後の打撃成績を比べると、その差は歴然だ。この年の大谷は登板日の前後は休養を与えられ、登板2日前は27打数9安打の打率・333と安打を量産しながら、同2日後は25打数7安打の打率2割8分にとどまった。登板後の数字が芳しくないのは、疲労が打撃にも少なからず影響を与えたとみられる。

 本人は常々、二刀流が「自分らしいリズム」と話し、相乗効果を及ぼすとしている。一昨年の9月を最後に二刀流から遠ざかっているだけに「自分らしいリズム」を取り戻すカギになるのは体調と言えそうだ。

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