ケプカ3連覇達成へ…首位1打差の好発進に「自信がある」

公開日: 更新日:

【全米プロゴルフ選手権】第1日

 大会3連覇がかかるB・ケプカ(30=世界ランク6位)が、6バーディー、2ボギーの66。ホールアウトした中では、首位のJ・デイ(32)に1打差の4アンダーにつけた。

 ケプカは米ツアー7勝のうちメジャー優勝が4回(全米OP17、18年、全米プロ18、19年)。過去2年間でタフな設定のメジャーでは21ラウンドして56アンダーの好記録を残している。平均スコア68・1。メジャーにピークを合わせることにかけては世界屈指だ。今大会前も、7月の3試合は予選落ち2回に62位と絶不調。昨年痛めた左膝の状態が心配されたが、先週のWGCフェデックス・セントジュード招待で2位タイと、調子をあげて会場入りした。

 ケプカは世界ランクやフェデックスランクは重視しておらず、ツアーで戦う目的はメジャータイトルだけだ。

 今大会の3連覇達成は、1924年から4年連続Vのウォルター・へーゲン(米国)だけ。

「今日終わってみて調子はいい。ちょっと自信がある」というケプカ。今季唯一のメジャーで偉業に挑む。

■ウッズはメジャー16勝目狙える好スタート

 米ツアー歴代単独最多の83勝目とメジャー16勝目を目指すタイガー・ウッズ(44)。5バーディー、3ボギーの68。2アンダー発進に、まずまずといった表情だった。

「朝は風が弱くてよいコンディションだった。これからコースは乾いてくるだろう。今日のピンポジションには驚いた。いくつかのホールはかなりギリギリのところに切ってあった。このコースはフェアウエーに打つことがすべてだ」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々