大坂なおみが準決勝棄権を表明 黒人男性銃撃事件に抗議

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 テニスのウエスタン&サザン(W&S)・オープン(米ニューヨーク)は26日(日本時間27日)、女子シングルス準々決勝を行い、第4シードで世界ランキング10位の大坂なおみ(22)が同20位のアネット・コンタベイト(24=エストニア)をセットカウント2―1で下し、4強入りを決めた。

 第1セットの大坂は、好調だったサーブの精度を欠いて自滅。第5ゲームでブレークを許して逃げ切られた。第2セットもいきなりブレークされて0―2とリードを許したが、第3ゲームからは猛攻を見せる。

 第4ゲームでブレークバックに成功すると、6ゲーム連取して奪い返した。流れに乗った最終セットも立て続けに3ゲーム連取。第2セット途中から9ゲーム連続で奪う怒涛の勢いを見せた。その後は相手に粘られながらも、第12ゲームで再び、ブレークして振り切った。

■準決勝をボイコット

 全米オープン(31日開幕=ニューヨーク)の前哨戦に位置付けられる今大会を順調に勝ち上がってきた大坂。試合後には、マネージメント会社が、27日に同22位のエリス・メルテンス(24=ベルギー)と対戦予定の準決勝を棄権すると明らかにした。23日にウィスコンシン州ケノーシャで起きた警官による黒人男性銃撃事件に抗議するためだ。

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