プロ球団だけじゃない 大学も注目した高校野球合同練習会

公開日: 更新日:

 試験時間が終わり、答案用紙を提出する段になってそのスラッガーは「どうせ0点なんだから提出してもしょうがないだろう」と思い、答案用紙を持ったまま教室を出ると、廊下にあったゴミ箱に丸めて捨ててしまったのである。

 慌てたのは野球部関係者だ。大学当局に話をつけているとはいえ、答案用紙がなければ受験したことにならない。いくらなんでも受験していない学生を合格、入学させることはできない。必死でそのスラッガーを探し出すと、試験会場近くのゴミ箱を見つけ出した。そしてクシャクシャになった答案用紙のしわをのばし、受験本部に持っていった。そうして何とかそのスラッガーは無事、入学ができたという。

 ちなみにその選手、大学ではそれなりに活躍したが、プロ球団に誘われるほどではなかった。

▽富岡二郎 スポーツジャーナリスト。1949年生まれ。東京都出身。雑誌記者を経て新聞社でスポーツ、特にプロ野球を担当。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に