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安倍昌彦スポーツライター

1955年、宮城県生まれ。早大卒。アマ時代に捕手としてプレーした経験を生かし、ドラフト候補のボールを実際に受けて取材するスタイルを確立。通称「流しのブルペン捕手」。自身が責任編集を務める雑誌「野球人」を始め、著書、寄稿は多数。

明大・入江大生 角度抜群の速球と“後ろ1イニング”に高適性

公開日: 更新日:

入江大生(明大)

 広島・森下暢仁が、今季のセ・リーグ新人王レースの先頭を切って走っている。

 先発ローテーションの一角として、すでに勝ち星は8勝(3敗=22日現在)。エース大瀬良大地故障欠場の穴を埋めて、“大奮投”を見せている。 その森下暢仁の1学年下にも、こんなに素質に満ちた本格派の素材がいたとは……。入江大生投手(187センチ・84キロ、右投げ右打ち、作新学院)は、この秋のリーグ戦で飛躍的に「実戦力」が増している。

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 快腕・今井達也(現西武)をエースに押し立て、夏の甲子園大会で全国制覇した作新学院で「4番一塁手」。

 決勝までの5試合で3弾を放り込み、末はプロで右の長距離砲かと期待したら、明治大であっさり「投手」に転向したから驚いた。

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