近大佐藤「1位指名7球団」にガセ説…ドラフト情報戦の裏側

公開日: 更新日:

 さるアマチュア野球担当記者によれば、「この時期の編成担当者やスカウトの情報ほどアテにならないものはない。うのみにしようものなら痛い目に遭う」そうだ。

【写真】この記事の関連写真を見る(30枚)

 今月26日のドラフト会議まで10日あまり。各球団のスカウトや編成担当者は、ドラフト候補の最終チェックに余念がない。中でもカギになるのは1位指名選手。競合覚悟で注目選手にいくか、クジ引きで外れるのを嫌って単独指名になりそうな選手にいくか、知恵を絞るのはもちろん、ときにはマスコミにウソをついて情報操作するケースも珍しくない。各球団による虚々実々の駆け引きが行われる中、今年のドラフトに最も影響を及ぼす選手といえば近大の佐藤輝明内野手(右投げ左打ち)だろう。

 12日の立命大戦で関西学生のリーグ記録に並ぶ13号本塁打をマークしたスラッガー。走攻守と三拍子そろった逸材ともっぱらで、すでに巨人が1位指名を示唆。13日にはオリックスの福良GMが「野手ではナンバーワン」と1位指名を明言した。阪神、中日、ソフトバンク、西武、日本ハムも含めて最大7球団の1位指名があるともいわれるが、前出の記者はこう言った。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 2

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  5. 5

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  1. 6

    兵庫県・斎藤元彦知事らを待ち受ける検察審の壁…嫌疑不十分で不起訴も「一件落着」にはまだ早い

  2. 7

    カズレーザーは埼玉県立熊谷高校、二階堂ふみは都立八潮高校からそれぞれ同志社と慶応に進学

  3. 8

    日本の刑事裁判では被告人の尊厳が守られていない

  4. 9

    1試合で「勝利」と「セーブ」を同時達成 プロ野球でたった1度きり、永遠に破られない怪記録

  5. 10

    加速する「黒字リストラ」…早期・希望退職6年ぶり高水準、人手不足でも関係なし