ロッテ澤村メジャー挑戦浮上「山口俊と似たタイプ」の根拠

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 菊池は昨年、今年と防御率5点台。山口は今季2勝4敗、防御率8・06でプレーオフのメンバーから外れた。

■精神面のモロさ

 菊池は打ち込まれてうなだれたり、腕の位置を気にしたりしてマウンド上でクビをひねるしぐさが目立つ。山口はピンチになると汗が滝のように噴き出す。窮地に立たされると、打たれたらどうしようと気持ちが守りに入ってしまう。何が何でも抑えてやると相手に立ち向かっていく気持ちが希薄だから、腕が縮こまったりして本来のパフォーマンスを発揮することができない。潜在能力は高くても、精神面のモロさが影響して思うような成績を残せないのだ。

 日本にいる情報提供者によれば、澤村は山口と似たタイプだという。ピンチになると、マウンド上でどこか落ち着かなくなる。2人とも普段はいたって好人物なのに、酒が入った上でのトラブルを起こしたところまでソックリだと聞いた。

 山口のメジャー志向が明らかになったのはシーズン終盤だった。ブルージェイズを含むメジャー球団に性格面の突っ込んだ調査をする余裕があったとは思えない。

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