ロッテ澤村メジャー挑戦浮上「山口俊と似たタイプ」の根拠

公開日: 更新日:

 菊池は昨年、今年と防御率5点台。山口は今季2勝4敗、防御率8・06でプレーオフのメンバーから外れた。

■精神面のモロさ

 菊池は打ち込まれてうなだれたり、腕の位置を気にしたりしてマウンド上でクビをひねるしぐさが目立つ。山口はピンチになると汗が滝のように噴き出す。窮地に立たされると、打たれたらどうしようと気持ちが守りに入ってしまう。何が何でも抑えてやると相手に立ち向かっていく気持ちが希薄だから、腕が縮こまったりして本来のパフォーマンスを発揮することができない。潜在能力は高くても、精神面のモロさが影響して思うような成績を残せないのだ。

 日本にいる情報提供者によれば、澤村は山口と似たタイプだという。ピンチになると、マウンド上でどこか落ち着かなくなる。2人とも普段はいたって好人物なのに、酒が入った上でのトラブルを起こしたところまでソックリだと聞いた。

 山口のメジャー志向が明らかになったのはシーズン終盤だった。ブルージェイズを含むメジャー球団に性格面の突っ込んだ調査をする余裕があったとは思えない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性