11月開催のマスターズ 4月との違いはロングヒッター有利

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 今年のマスターズは新型コロナウイルス感染防止のため4月開催が延期になり、11月12日から始まる。

 タイガー・ウッズのように5勝を挙げて4月のオーガスタ・ナショナルGCを熟知したベテランには、全く違ったコースに見えるのかもしれない。

 まずは、風と気温が異なる。ジョージア州オーガスタの11月の平均気温は、最高が20・5度で最低が5・2度と、30度を超すことがある4月開催よりもかなり寒くなる。

 大会スケジュールも日照時間が短いため、早い時間のスタートも余儀なくされ、多くの選手はより冷え込む時間帯でプレーすることになり、ボールが飛ばないという影響も出てくる。風向きは北風となり、春先とは真逆。そのため1番パー4からアゲンスト風を受けて、特にアーメンコーナーの11番パー4では右から左の風で、セカンドショットが池に向かうことになる。12番パー3はフォロー気味で奥の斜面に突っ込む危険性が増す。そして13番パー5はアゲンスト風。そのため13番ティーイングエリア奥に造成中のバックティーは今回、使われないもようだ。

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