巨人坂本の今季懸念は東京五輪後 “宴の後”打率急落データ

公開日: 更新日:

「勇人は若い頃、メジャー挑戦を夢見ていたことがある。いつしか夢を封印し、巨人、日本球界を代表する選手に成長すると、世界と戦うWBCでの日本代表入りが新たなモチベーションになっていった。だから、それまで不振でも、実質的な選考シーズンとなるWBC前年になると力を発揮する。そして、本番にも強い。侍ジャパンの稲葉監督の構想では、坂本の遊撃だけは決まっているともっぱら。『主将級』の働きも期待されている。それだけ信頼は厚いのです」(チーム関係者)

 ただし、問題もある。WBC直後の17年も打率は.291。前年より打率を「5分」近くも落としている。18年は再び同.345に引き上げただけに、「宴の後」の落ちっぷりが際立っている。

 大舞台に強い「お祭り男」。13年からの低迷、前回17年WBC後の不振が“燃え尽き症候群”なら、8月の「宴の後」が懸念材料かもしれない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    概算金が前年比で3~7割高の見通しなのに…収入増のコメ生産者が喜べない事情

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 5

    「時代に挑んだ男」加納典明(45)勝新太郎との交友「図体や印象より、遥かに鋭利なものを持っていた」

  1. 6

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円? DeNA戦で市場価値上げる“34戦18号”

  2. 7

    高市早苗氏の「外国人が鹿暴行」発言が大炎上! 排外主義煽るトンデモ主張に野党からも批判噴出

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希は「ひとりぼっち」で崖っぷち…ロバーツ監督が“気になる発言”も

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に