G残留菅野が年俸8億円更改 スロースタート&桑田入閣の不吉

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 今オフのメジャー移籍を断念した巨人菅野智之(31)が日本球界最高年俸を更新した。

 14日、契約更改交渉に臨み、1億5000万円増の8億円で更改。2004年のペタジーニ(巨人)の年俸7億2000万円を大幅に超えた。

 昨季は史上初の開幕投手からの13連勝をマークするなど14勝2敗、防御率1・97。最多勝、最高勝率のタイトルを獲得し、セ・リーグMVPに輝いたエースは、「夢ある数字。金額に見合った活躍をしなければ」と表情を引き締めた。

 調整も一任される。原監督はこの日、来月のキャンプは一軍本隊ではなく、ベテランが入るS班スタートを明言。メジャー移籍を目指していた菅野は「年末もずっと向こうの球団と交渉したり、予定が見えない中、ほとんど体を動かせていない。例年よりスローペースになる」と見通しを語っていたが、さる球界関係者がこう言う。

「3月にWBCがあった17年にハイペースで調整した結果、シーズンも17勝で最多勝と沢村賞。フォームを改造した1年前のキャンプもそうだが、飛ばしていたシーズンの方が成績がいい傾向があります」

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