初V大栄翔「親孝行できた」と笑顔 大関昇進の現実味と課題

公開日: 更新日:

貴景勝と同じ押し相撲だが、大栄翔は回転の速い突っ張りが武器。175センチ・183キロと太りすぎが心配な貴景勝に比べて、182センチ・161キロです。体格のバランスも良いので、そうそう大崩れはないだろう。気になるのは自分のペースで突っ張りができないとモロい点。宝富士相手に今場所初黒星を喫した際、本人も『勝ち急いだ』と話していた。果たして大関とりのプレッシャーに負けずに相撲を取れるかどうか。星数と同じくらい、内容も重要になるはず。なにせ、今は大関が3人もおり、いずれも成績が安定しない。協会もまた同じような大関をつくるのは避けたいはずですからね」(ある親方)

 大関として相撲を取るのと大関とりに挑むのとでは、前者のプレッシャーの方がはるかに大きいという。

 ちなみに埼玉県出身の大関は江戸時代、雷電のライバルだった柏戸宗五郎ただひとり。大栄翔も偉大な力士に肩を並べられるか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    竹内結子さん、石原さとみに立ちはだかった女優35歳限界説

  2. 2

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  3. 3

    巨人・岡本和真がビビる「やっぱりあと1年待ってくれ」…最終盤に調子を上げてきたワケ

  4. 4

    沢口靖子はまさに“奇跡のアラ環”!「2025年で『60歳』のお美しい女性有名人」圧倒的1位の原点

  5. 5

    視聴率トップ「モーニングショー」山口真由氏に続き…女性コメンテーター2人も"同時卒業"の背景と今後

  1. 6

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  2. 7

    山口真由氏「妊娠・休養」報道で人気を証明 復帰後に約束された「最強コメンテーター」の道

  3. 8

    杉田かおるが財閥創業者の孫との離婚で語ったこと

  4. 9

    林芳正氏が自民党総裁選“台風の目に”…「2強」失速でまさかの決戦投票進出あるか

  5. 10

    叱責、鉄拳、罰金…試練の日々で星野監督よりも「怖かった人」