橋本五輪相“無理チュー”セクハラ問題 世界に拡散寸前!

公開日: 更新日:

 女性蔑視発言で辞任を表明しても、まだまだ混乱は続きそうだ。東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の“ポスト森”選びが混迷を極めている。最有力候補として名前が挙がる橋本聖子五輪相が過去にしでかした“無理チュー”セクハラ報道が再燃し、世界中に拡散されつつあるのだ。

【写真】この記事の関連写真を見る(09枚)

 ◇  ◇  ◇

 英BBC放送でキャスターを務める大井真理子氏が12日、自身のツイッターに、橋本氏が過去にセクハラ疑惑を報じられたことを英文で投稿。豪紙シドニー・モーニング・ヘラルドの〈フィギュアスケートチャンピオンの高橋大輔が、3児の母・橋本聖子からのセクハラを否定〉(2014年8月22日付)との記事を紹介している。

■橋本氏サイドは当時「他の選手やスタッフにもキス&ハグ」と

 橋本氏のセクハラ問題は、14年8月20日発売の週刊文春が報じた。同年2月開催のソチ冬季五輪で、日本選手団団長だった橋本氏が、閉会式後に開かれた飲酒を伴う打ち上げパーティーで、高橋に抱き付きキスをした、というものだった。

 当時、橋本事務所は日刊ゲンダイに「他の選手やスタッフにもキス&ハグをして盛り上がっていた」「(キスは)無理やりではありません」と回答。高橋も当時の会見で「パワハラ、セクハラとは思っていない」と説明したが、「選手団団長」による「一選手」への接吻は「無理チュー」「セクハラ」と受け止められても仕方ない大問題だった。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  2. 2

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  3. 3

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  4. 4

    今なら炎上だけじゃ収まらない…星野監督は正捕手・中村武志さんを日常的にボコボコに

  5. 5

    「高市早苗総裁」爆誕なら自民党は下野の可能性も…“党総裁=首相”とはならないワケ

  1. 6

    志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”

  2. 7

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  3. 8

    広陵辞退騒動だけじゃない!「監督が子供を血だらけに」…熱戦の裏で飛び交った“怪文書”

  4. 9

    広陵野球部は“廃部”へ一直線…加害生徒が被害生徒側を名誉棄損で告訴の異常事態

  5. 10

    (3)阪神チーム改革のキモは「脱岡田」にあり…前監督との“暗闘”は就任直後に始まった