復調気配の虎藤浪に襲い掛かる 他球団の「フォーム崩し」

公開日: 更新日:

「今年こそ復活だ!」

 阪神藤浪晋太郎(26)への期待が高まっている。

 新人年から3年連続2ケタ勝利をマークするも、極度の制球難によって4年目(2016年)以降の5年間は計16勝にとどまっているが、昨季はリリーフで32イニング連続無失点をマークし、シーズン最終戦では先発として5回無失点と結果を残した。

■矢野監督はキャンプMVPに指名

 今季に向けての希望が見えてきたところで、キャンプの実戦は3試合で計8イニングを投げ、わずか1失点にまとめた。投球フォームを大阪桐蔭高時代のワインドアップに戻し、2月27日の中日戦では最速158キロをマーク。矢野監督からキャンプMVPにも指名された。開幕投手候補だった西勇と、左腕エースの高橋が故障などで離脱。開幕に間に合わない可能性がある中、藤浪への期待は一層、膨らんでいる。

 とはいえ、阪神OBは「藤浪はあくまで、復活途上の段階です」と、こう指摘する。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々