バド全英OP4種目制覇 日本の五輪表彰台独占はくじ運次第

公開日: 更新日:

 バドミントンの日本勢が伝統の大会で結果を残した。

 21日に閉幕した全英オープン(バーミンガム)で、女子シングルスの奥原希望(26)の他、男、女、混合ダブルスの計4種目で優勝。準々決勝で姿を消した男子シングルス世界ランキング1位の桃田賢斗(26)以外、全て表彰台の真ん中に立った。女子シングルス以外のダブルス3種目は日本勢同士による決勝だった。

 バドミントンは今年7月開幕の東京五輪で、桃田を筆頭に全種目とも表彰台が期待される。今回の全英ОP同様、五輪本番でも日本勢が決勝まで勝ち進むのが理想的だが、思惑通りにいくかどうか。

 仮に日本勢が全種目で1次リーグを勝ち上がっても(各組上位2位まで)、決勝Tで潰し合う可能性もあるからだ(1組出場の混合を除く)。

 2012年ロンドン五輪女子ダブルス1次リーグでは、すでに決勝T進出を決めていた中国韓国(2組)、インドネシアの計4組が無気力プレーで失格になった。これは1次リーグの結果次第では、当時、世界ランク1、2位で、金、銀独占を狙った中国勢が決勝までの直接対決となるのを避けたり、上位進出を目指す韓国ペアが世界1位ペアとの対戦を避けるため、故意にサーブミスなどを繰り返したのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元横綱・三重ノ海剛司さんは邸宅で毎日のんびりの日々 今の時代の「弟子を育てる」難しさも語る

  2. 2

    巨人・岡本和真を直撃「メジャー挑戦組が“辞退”する中、侍J強化試合になぜ出場?」

  3. 3

    3年連続MVP大谷翔平は来季も打者に軸足…ドジャースが“投手大谷”を制限せざるを得ない複雑事情

  4. 4

    高市政権大ピンチ! 林芳正総務相の「政治とカネ」疑惑が拡大…ナゾの「ポスター維持管理費」が新たな火種に

  5. 5

    自民党・麻生副総裁が高市経済政策に「異論」で波紋…“財政省の守護神”が政権の時限爆弾になる恐れ

  1. 6

    立花孝志容疑者を"担ぎ出した"とやり玉に…中田敦彦、ホリエモン、太田光のスタンスと逃げ腰に批判殺到

  2. 7

    沢口靖子vs天海祐希「アラ還女優」対決…米倉涼子“失脚”でテレ朝が選ぶのは? 

  3. 8

    矢沢永吉&甲斐よしひろ“70代レジェンド”に東京の夜が熱狂!鈴木京香もうっとりの裏で「残る不安」

  4. 9

    【独自】自維連立のキーマン 遠藤敬首相補佐官に企業からの違法な寄付疑惑浮上

  5. 10

    高市政権マッ青! 連立の“急所”維新「藤田ショック」は幕引き不能…橋下徹氏の“連続口撃”が追い打ち