マー君故障は長期化の可能性も 楽天とファンが被る損失額

公開日: 更新日:

<明日のまーくん観戦のために売り切れチケットを高額で譲って頂いた。それが仇となり家族と喧嘩勃発となりました。前日に発表って、チケット売るために遅らせた?>

■1試合3600万円

 楽天は田中の復帰が決まると、個人ファンクラブの会員を募集。10人限定の「マー君クラブVIP」に年会費180万円の大枚をはたいたファンもいる。1000人限定の年会費1万8000円コースとともに、数時間で完売した。

「ファンもショックでしょうが、球団も頭が痛いですよ。田中の今季年俸は9億円。ローテーションを守れば、年間の登板は25試合になる。つまり単純計算で田中の1試合の単価は3600万円。今回の故障で3試合をフイにすれば、それだけで1億800万円の損失ですから。メジャーに比べて軟らかい日本のマウンドが故障の原因になった可能性が高いし、来季以降のメジャー復帰を視野に入れている田中に球団も現場も無理はさせられないという事情もある。登板数がかなり限られる可能性があるということです」(球界OB)

 楽天は日本ハムとの開幕戦を8―2でものにしたが、チームもファンも気が気でない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    もしやり直せるなら、入学しない…暴力に翻弄されたPL学園野球部の事実上の廃部状態に思うこと

  2. 2

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  3. 3

    永野芽郁は疑惑晴れずも日曜劇場「キャスター」降板回避か…田中圭・妻の出方次第という見方も

  4. 4

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  5. 5

    「高島屋」の営業利益が過去最高を更新…百貨店衰退期に“独り勝ち”が続く背景

  1. 6

    かつて控えだった同級生は、わずか27歳でなぜPL学園監督になれたのか

  2. 7

    JLPGA専務理事内定が人知れず“降格”に急転!背景に“不適切発言”疑惑と見え隠れする隠蔽体質

  3. 8

    「俳優座」の精神を反故にした無茶苦茶な日本の文化行政

  4. 9

    (72)寅さんをやり込めた、とっておきの「博さん語録」

  5. 10

    第3の男?イケメン俳優が永野芽郁の"不倫記事"をリポストして物議…終わらない騒動