大阪“聖火リレー中止”で…関係者憂う東京五輪のドタキャン

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「大阪だけの話ですめばいいですが……」

 東京五輪の関係者が不安げな表情を見せるのも無理はない。

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 大阪府の吉村洋文知事は1日、政府が新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」(まん防)の適用方針を固めたことで、大阪市での聖火リレーは中止すべきとの考えを示した。国は午後、大阪、兵庫、宮城の1府2県に対し今月5日から1カ月間、まん防の適用を正式に決めた。

 吉村知事の「(まん防適用なら)大阪市内に不要不急の外出自粛の要請を行うことになり、リレーは中止すべきだ」という発言は多方面で評価されているが、コロナ感染の現状を見れば、「聖火リレー中止」は大阪に限ったことではないだろう。

 例えば、今回まん防が適用される兵庫県は、隣接する大阪府の感染者(1日は616人)と比例するように増える傾向にある。3月に入り、感染者数は右肩上がりで、この日も199人の感染者を記録。変異株の感染例が多い神戸市(同82人)は来月24日に聖火リレーの「舞台」となる。

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