ロッテ佐々木が二軍デビュー「2回19球1安打無失点」の収穫

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 順調に階段を上がっていると言えるのではないか。2日、ファームのヤクルト戦で公式戦デビューしたロッテ佐々木朗希(19)のことだ。

 2回、計19球を投げて1安打無失点、2奪三振。この日の最速は153キロだった。

 その気になれば、160キロ超のスピードボールを投げられる。が、佐々木の肩や肘はまだ、それだけの速球に耐えられるほど強くはない。6割程度の力の入れ具合で制球を整え、まずは試合をつくる。2回を抑えられるようなら次は3回、その次は5回と、少しずつ登板イニングを増やしていくのが育成の青写真だという。体が強くなるにつれて、力の入れ加減も増し、結果として球速も上がっていくことになる。

 3月23日の前回登板は2回を投げて2安打、2失点、2四球。走者を背負ったときに制球が乱れたものの、今回はストライク先行で与えた四球はゼロ。変化球のキレや制球も良かった。150キロ超のストレートと、140キロのフォークがしっかりコントロールできれば、プロの打者相手でも抑えられる。

 3回をしっかりと投げられるようになれば、一軍に昇格させるプランもあるようだ。

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