大谷は話題の「スピンレート」大幅上昇 要因は中指にアリ

公開日: 更新日:

 メジャーを代表する2人の右腕がスキャンダルに見舞われている。

 昨季ナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したドジャース・バウアー、2019年のア・リーグ投手2冠(最多奪三振、最優秀防御率)のヤンキース・コールに不正投球疑惑が浮上しているのだ。

 複数の米メディアによれば、バウアー、コールとも主にウエートリフティングで用いられる強力な滑り止め「スパイダータック」を使って球のキレが増すボールの回転量を意図的に上げていたとされる。

 MLBは、これまで半ば公然の秘密とされてきた投手による滑り止めの使用を禁止する新たなルール作りに着手している。使用が発覚すれば、10日間の出場停止などの処分が科される見込みだ。コールは新ルール導入に備えて滑り止めの使用をやめたのかどうか、直球の今季平均2549のスピンレートが直近の2試合とも2400前後にまで低下したという。

■「メジャーのボールとマウンドに慣れてきた」

 スピンレートにあらためて注目が集まる中、回転量が飛躍的に伸びたのが今季投打の二刀流に復帰したエンゼルス・大谷翔平(26)だ。渡米1年目(18年)にはメジャー平均以下の2164だった直球の平均スピンレートは、右肘靱帯を修復するトミー・ジョン(TJ)手術から復帰した昨季、2155に低下したが、今季は2350と大幅にアップした。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  2. 2

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 3

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 4

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  5. 5

    日本語ロックボーカルを力ずくで確立した功績はもっと語られるべき

  1. 6

    都玲華プロと“30歳差禁断愛”石井忍コーチの素性と評判…「2人の交際は有名」の証言も

  2. 7

    規制強化は待ったなし!政治家個人の「第2の財布」政党支部への企業献金は自民が9割、24億円超の仰天

  3. 8

    【伊東市長選告示ルポ】田久保前市長の第一声は異様な開き直り…“学歴詐称”「高卒なので」と直視せず

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?