大谷が2戦3発のヤンキースタジアムであす初登板 待ち受けるNYの異常気象

公開日: 更新日:

 高温多湿に加えて、大都市特有の現象にも足を引っ張られそうだ。市内には高階層のビルが立ち並ぶだけに、真夏には熱がこもりやすくヒートアイランド現象が起きることも珍しくない。この現象によりニューヨークでは2度近く気温が上昇するとの調査結果も報告されている。

■東海岸の気象に不慣れで暑さにも弱い

 温暖でも乾燥している西海岸カリフォルニア州アナハイムのエンゼルスタジアムでプレーする機会が多い大谷は、東海岸の気象には不慣れな上に、どちらかといえば暑さに弱い。投打の二刀流で出場した今月18日(同)の本拠地でのタイガース戦でさえ、試合中に気温が30度近くに達し、疲労も重なってか顔は真っ赤。ベンチでは肩で息をするシーンも見られた。

 あすの試合も「2番・投手」でオーダーに名を連ねるとみられるが、開幕から3カ月が経過し、疲労がピークに達する頃だ。初めてのヤンキースタジアムのマウンドは東海岸特有の暑さとの闘いでもある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性