キム・ソンヒョン日本ツアー初V 日本男子は韓国とのレベル差より鮮明に

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【日本プロゴルフ】最終日

 2打差3位発進のキム・ソンヒョン(22)が68で回り、逆転で日本ツアー初優勝を遂げた。最終日は日本オープン2勝、日本プロ1勝を含む通算21勝の池田勇太(35)、日本オープン2勝の稲森佑貴(26)と最終組でプレー。「同組選手を気にしないで、自分のプレーに集中できた」(キム)と、2人はまったく眼中になかったようだ。

「日本の男子プロが束になっても、名前もよく知らない若い韓国選手にかなわないことがよくわかった」と評論家・菅野徳雄氏がこう言う。

「キムはジュニア時代に韓国のエリート集団である国家代表に選ばれて基礎を徹底的に仕込まれており、まだ若いとはいえスイングの完成度は日本選手よりもはるかに高い。基礎さえ身に付ければいくらでも強くなれる。日本のゴルフ界は韓国に大きく後れを取っており、ジュニアの教育システムを確立しなければ差は開くばかりで、いつまでたっても追い付けません」

■日本5年シードより米下部ツアーを選択

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