【空手女子】植草歩はパワハラ告発でひと悶着あったが“第2の人生”に向けモチベーション高し

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植草歩(28歳・空手女子組手61キロ級)

 肝心の空手より「パワハラ騒動」で有名になってしまったのは皮肉だろう。

 今年3月、自身のブログで師匠でもある全日本空手道連盟の香川政夫前強化委員長からパワハラ指導をされていたと告発。これにスポーツ紙や週刊誌も参戦し、植草と指導者、双方の言い分が活字になるなど、場外乱闘の体となった。

 一連の騒動では植草の別の一面も明らかにされた。遅刻の常習犯で団体行動ができず、「自分は特別」という態度があからさまだったという。

「植草はかつて『空手界のきゃりーぱみゅぱみゅ』とおだてられ、イベントやテレビ番組などに出演。2018年からは芸能事務所にも所属している。もちろん、それが悪いわけでもないし、植草にしても『空手界を盛り上げよう』と思っていたのだろう。ただ、それが周囲からチャラついたように思われていたのも事実。もともと植草は『自分が納得できない練習はしない』、今時のタイプ。昔かたぎの指導者とは合わない。周囲にチヤホヤされたこともあり、楽して稼げる方に傾いてしまったのではないか」(空手道連盟関係者)

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