阪神・藤浪ひっそりと先発復帰に前進…矢野監督にはアルカンタラ“中継ぎ配転”プラン

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 27日、無観客で開催される東京五輪のウラで、ひっそりと有観客で“開幕”したのがプロ野球エキシビションマッチ。

 甲子園に9174人を入れて行われた阪神ロッテでは、阪神・藤浪晋太郎(27)、ロッテ・佐々木朗希(19)による新旧剛腕対決。怪物新人の佐藤輝明(近大)が初回、佐々木朗から先制2ランを放つなどファンを沸かせる中、後半戦から先発に再転向する藤浪は4回63球を投げ、3安打2失点4奪三振。直球の最速は155キロをマークし、与えた四球は1つ。最大の課題である制球が大崩れすることはなかった。

 今季の藤浪は開幕投手を務めるも、4月下旬に二軍落ち。6月上旬に一軍へ復帰した後は、中継ぎとして起用され、「優勝への切り札」とさえ言われた。

 矢野監督は後半戦を迎えるにあたり、この藤浪を先発に再転向させるとともに、かねて懸案となっているセットアッパーに新助っ人のアルカンタラを配置転換するプランを考えているという。

 後半戦再開は2週間半後の8月13日。思惑通りにコトが運べば、チームに勢いがつきそうだが……。

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