カーリングの知名度は高いが…ロコ・ソラーレ人気に競技人口が比例しない理由

公開日: 更新日:

 2018年平昌五輪銅メンバーらで挑んだロコ・ソラーレ(以下=ロコ)が北海道銀行を下し、日本代表の座を射止めた。

 12日に最終試合が行われたカーリング女子日本代表決定戦のことだ。試合はNHKのBSで生中継され、SNSでも大きな反響を呼んだ。

 ロコは、平昌五輪で「カー娘」として脚光を浴び、試合中に頻繁に口にした「そだねー」は同年の「ユーキャン新語・流行語大賞」の年間大賞を受賞。カーリングの知名度を全国区に押し上げた。

 認知度は確実に高まっているのだが、平昌五輪から3年半、競技人口の推移はどうなっているのか。日本カーリング協会の事務局に話を聞いた。

「競技者登録数は5年前から2404人(16年)、2325人(17年)、2566人(18年)、2692人(19年)、2426人(20年)となっていて、今年の人数はまだ集計していません」

 競技人口が増えない理由については、「カーリングが『やるスポーツ』ではなく、『見るスポーツ』になってしまったのだと思います。それに、安全面から一度のカーリング教室に参加できる人数は限られています。そもそも、競技をできるリンクも少ないですし……」と説明した。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは