【日本Sネット裏情報】白熱する燕vsオリ、ほっともっと神戸の「極寒と風」が待ち受ける

公開日: 更新日:

「寒い、寒い……」

 練習したヤクルトナインは縮こまっていた。

 27日の日本シリーズ第6戦は、場所を東京ドームから、ほっともっとフィールド神戸に移して行われる。

 11月末のこの時期に野球が行われること自体めったにないことだが、加えて神戸は屋外球場。この日の最高気温は17度も、27日の予想最高気温は12.8度。試合中は6~8度程度となる見込み。冷蔵庫の中より寒い。

 しかも、ほっともっとフィールドは、山間部の標高約100メートルに位置しており、この時季は北からの強い風が吹く傾向があるという。体感温度は推して知るべしだ。

「この球場はセンターの位置が南向きに建てられている。北からの風が吹くようなら、打者にとって追い風となり、有利です。5戦目まで、2戦目を除いて1点差ゲーム。神戸での戦いも接戦が予想されますが、一方で風が強い分、守備のミスが結果を大きく左右するかもしれません。この日本シリーズは、守備のミスからの失点が多いだけになおさらです」(球界関係者)

 最後に待ち受ける極寒の消耗戦を制するのはどちらか……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    自維連立に透ける実現不能の“空手形”…維新が「絶対条件」と拘る議員定数削減にもウラがある

  3. 3

    自維連立が秒読みで「橋下徹大臣」爆誕説が急浮上…維新は閣内協力でも深刻人材難

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?

  1. 6

    ポンコツ自民のシンボル! お騒がせ女性議員3人衆が“炎上爆弾”連発…「貧すれば鈍す」の末期ぶりが露呈

  2. 7

    日本ハム1位・伊藤大海 北海道の漁師町で育った泣き虫小僧

  3. 8

    米倉涼子の薬物逮捕は考えにくいが…業界が一斉に彼女から手を引き始めた

  4. 9

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 10

    影山雅永JFA技術委員長の“児童ポルノ逮捕”で「森保監督がホッとしている情報」の深層