著者のコラム一覧
元川悦子サッカージャーナリスト

1967年7月14日生まれ。長野県松本市出身。業界紙、夕刊紙を経て94年にフリーランス。著作に「U―22」「黄金世代―99年ワールドユース準優勝と日本サッカーの10年 (SJ sports)」「「いじらない」育て方~親とコーチが語る遠藤保仁」「僕らがサッカーボーイズだった頃2 プロサッカー選手のジュニア時代」など。

“オンライン大臣”中谷進之介が盟友・南野拓実の領域に達する日は近い

公開日: 更新日:

 しかしながら、世界大会には縁がなく、2016年リオデジャネイロ五輪も予備登録止まり。

「かすりそうでかすってないのが代表。同期の中村航輔(ポルティモネンセ)が日の丸をつけて2018年ロシアW杯に行った時には『自分には何が足りないんだろう』と思い悩んだ」と本音を漏らした。

 そんな中谷の運命を大きく変えたのが、2018年6月の名古屋移籍。監督の風間八宏(C大阪アカデミー技術委員長)、マッシモ・フィッカデンディとの出会いで読みや戦術眼に磨きをかけ、大きく飛躍。2021年3月に(日産)でようやくA代表に初選出され、W杯2次予選・モンゴル戦(フクアリ)でデビュー。6月にも2試合に出場し、「代表に断続的に呼ばれる立場」までステップアップしてきた。

「江坂(任=浦和)選手や山根(視来=川崎)選手と話していたんですけど、代表で初めてゲームが一番キツかったと。初招集のプレッシャーもあったけど、周り(のチームメート)への緊張もあった。今は麻也君や佑都(長友=FC東京)君ともムリしないでも喋れるようになりました。普段の食事会場や風呂でもそう。3月や6月に行って良かったなと思います」と彼自身、A代表に籍を置いている実感を抱けた様子だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発