DeNAドラ1・小園健太が秘める「江川卓&藤川球児」級ストレートの中身、OBも絶賛

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「ボール自体はしっかり投げられている。立ち投げから座らせての投球と、順調にきているのが何よりです」

 DeNAの三浦監督が、ドラフト1位右腕の小園健太(18=市和歌山)について、こう評価した。

 26日、新人合同自主トレでブルペン入り。三浦監督だけでなく、斎藤、木塚両一軍投手コーチも見守る中、初めて捕手を座らせ、直球のみ30球を投じた。本人も「自分が思ったよりも感触が良かった」と手応えを口にした。

■実戦登板の可能性

 すでに一軍キャンプ入りが決定。三浦監督は「無理はさせない」と話しているが、キャンプ中にも実戦での登板が実現する可能性もある。

 小園はこの日、簡易型の弾道計測器「ラプソード」による投球データで、縦回転の指標となる「変化量」が50センチを超えていることを確認。リリース時の指の角度が常に「1時」の向きで一定していることも褒められたという。

「縦回転が利いたストレートを投げること、ストレートも変化球も同じリリースポイントで投げることを意識している。まだ変化球は投げていないが、キャンプでしっかりやっていきたい」と本人は目標を定めた。

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