日ハム清宮は「勝負の5年目」なのにコロナ感染で出遅れ必至…新庄監督はダメならバッサリ

公開日: 更新日:

 日本ハムの沖縄キャンプ開始まで約1週間。新庄剛志監督(49)は臨時コーチとしてタレントの武井壮や青学大陸上部の原晋監督ら各界のスペシャリストを招く方針を示すなど、“新様式”のキャンプが迫る中、最も注目を集める選手のひとりが清宮幸太郎(22)だ。

 昨秋のキャンプで新庄監督からダイエットを課せられると、約2カ月で10キロも減量。今オフはソフトバンク柳田悠岐(33)に弟子入りしたものの、自主トレ中にコロナに感染。二軍メンバーが中心の国頭スタートとなった。プロ5年目の今季は勝負の年になるが、「ただでさえ課題が多い中、出遅れは必至です」と、球団OBはこう語る。

■取捨選択する能力に欠けている

「彼は情報を取捨選択する能力に欠けているところがある。入団してからというもの、球団外からも多くの指導者が清宮に口を出した。その人たちの言うことを何でも取り入れようとして、スイングがグチャグチャになりました。ひとつのことに腰を据えて取り組むこともできず、すぐに別のことを取り入れようとする傾向がある。『自分のスイングはコレ』という芯がまだ定まっていないのです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」