巨人新助っ人は“そして誰もいなくなった”りしない4選手を採用…MLB通算46勝右腕も獲得

公開日: 更新日:

 巨人の新外国人4選手が16日、ミニキャンプを張っている米アリゾナ州からリモート取材に応じた。

■米アリゾナ州の施設でミニキャンプ中

 15日に入団が発表されたメジャー通算46勝のマット・シューメーカー投手(35=前ツインズ)は、トレードマークのヒゲをさっぱり剃り落とし、「ブルドッグのように相手を支配する。近いうちにチームに合流できると思っている」と来日を心待ちにした。

 グレゴリー・ポランコ外野手(30=前ブルージェイズ傘下)は「親友のひとり」という阪神・ロハスとの再会を待望。マット・アンドリース投手(32=前マリナーズ)は「去年は沢村といろいろと話をした。ダイヤモンドバックスでは平野から日本の文化について教えてもらった」と親日派をアピールした。アダム・ウォーカー外野手(30=前米独立リーグ)を含めた4選手は、27日まで現地で合同練習を行う。

 さる球界関係者がこう言った。

「このオフの巨人はFA補強をやらなかった分、昨年より多い投手2人、野手2人の外国人を補強した。この中で年俸2億5000万円のポランコは岡本和の後の5番として、2億2600万円のアンドリースは先発投手陣の救世主としてローテ入りが期待されているが、現段階であとの2人は保険の意味合いが強い。投手ではメルセデス、デラロサ、ビエイラ、野手ではウィーラーが残留しているため、4人の外国人枠に8人があふれ返る大所帯ですから」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    侍Jと大谷翔平がWBCで直面するMLBからの嫌がらせ…過去何度も味わった手段選ばぬヤリ口に要警戒

  5. 10

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲