札幌市とJOCはカーリングさまさま!“道民”メダルラッシュにLS銀で冬季五輪招致にダメ押し

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 誰も彼もが便乗したがっている。

 北京五輪最終日の20日、初の銀メダルに輝いたカーリング女子代表のロコ・ソラーレ(LS)。決勝戦の視聴率は29.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という驚異の数字を叩き出し、今や時代をときめくアイドル扱い。

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 5エンド後のハーフタイムで彼女らが口にしたケーキ、どら焼きなどのお菓子も注目の的。ある製菓会社は北京五輪中の需要を見込み、LSのロゴ入り包装紙を使用。チームの快進撃と共に売り上げが伸び、売り切れが続出した。さらにカーリングの絵を入れたお守りを販売している神社もあるなど、まさにカーリングさまさまだ。

 これにニンマリなのが、2030年札幌五輪招致を目指す札幌市とJOCだろう。ただでさえ、今大会は北海道に縁のある選手の活躍が目立った。日本選手団が獲得したメダルは冬季五輪で史上最多の18個(金3、銀6、銅9)。そのうち、金2、銀5、銅1の計8個が“道民”によるものだ。

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