巨人菅野の開幕投手は「消去法」で決定のトホホ…桑田式ブルペン改革の効果はいずこ?

公開日: 更新日:

 巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)がこう言う。

「オーナーの号令の下、今年は若手を抜擢すると原監督が公言している。戸郷と高橋のどちらかが開幕投手を務めることを期待していたので残念。オープン戦はこれからなのに結論を出すのが早いですね。これでは本気で若手を開幕投手に抜擢する気があったのかと思ってしまいます。コントロールがアバウトなことが原因のようだが、このキャンプはブルペンで1、2メートル短い距離で投球練習をさせるなど“桑田式”で制球力向上に取り組んでいたはず。何も効果が表れないなら、それは投手コーチの責任でもある。堀田、直江、山崎伊といった新星が台頭しつつあるのは好材料だが、実績のない若手だけに、期待はしてもアテにはできない。陰りが見える30代の菅野や山口俊(34)ではなく、今年は戸郷と高橋の成長がカギを握ると思っていた。結局、実戦で投げていない菅野に開幕のお鉢が回るのは、今年に関しては“消去法”。これは決していい兆しではありません」

 昨季、勝負どころの終盤に崩れた投手陣のこれが現状である。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    U18高校代表19人の全進路が判明!プロ志望は7人、投手3人は中大に内定、横浜高の4人は?

  2. 2

    「時代に挑んだ男」加納典明(43)500人斬り伝説「いざ…という時に相手マネジャー乱入、窓から飛び降り逃走した」

  3. 3

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  4. 4

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  5. 5

    《浜辺美波がどけよ》日テレ「24時間テレビ」永瀬廉が国技館に現れたのは番組終盤でモヤモヤの声

  1. 6

    沖縄尚学・末吉良丞の「直メジャー」実現へ米スカウトが虎視眈々…U18W杯きょう開幕

  2. 7

    世界陸上復活でも「やっぱりウザい」織田裕二と今田美桜スカスカコメントの絶妙バランス

  3. 8

    「24時間テレビ」大成功で日テレが背負った十字架…来年のチャリティーランナー人選が難航

  4. 9

    15年前に“茶髪&へそピアス”で話題だった美人陸上選手は39歳、2児のママ…「誹謗中傷もあって病んだことも」

  5. 10

    日本ハム新庄監督は来季続投する?球団周辺から聞こえた「意味深」な声