笑顔のMLB開幕延期会見で大炎上…“舌禍癖”マンフレッド・コミッショナーの正体

公開日: 更新日:

 メジャーリーガーはもちろん、全米のファンやメディアから袋だたきにされているのがMLB(大リーグ機構)のロブ・マンフレッド・コミッショナー(63)だ。

 日本時間2日、選手会との交渉が決裂、開幕延期を発表する会見の席上で笑顔を見せると、選手、ファン、メディアから非難が殺到した。

「いま、なぜ笑えるのか理解できない」「野球が嫌いなのだろう」「辞めてくれ」と現役のメジャーリーガーたちがツイッターなどで次々と声を上げれば、米メディア「ジ・アスレチック」は「マンフレッドのよいところは、アストロズのサイン盗み問題が彼のもとで起きた最悪の出来事ではなくなったことだ」と皮肉タップリに報じた。

 マンフレッドはもともと弁護士。1987年にMLB入り。2015年1月、コミッショナーに就任して以降、いくつもルールを変更しているものの、そのほとんどは時短に関するもの。申告敬遠、野手がマウンドに行く回数の制限、投手は最低3人に投げるなどの新たなルールを導入、試合のスピードアップを図りながら、19年以降は年々、試合時間が長くなっている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 2

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  3. 3

    クマ駆除を1カ月以上拒否…地元猟友会を激怒させた北海道積丹町議会副議長の「トンデモ発言」

  4. 4

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  5. 5

    クマ駆除の過酷な実態…運搬や解体もハンター任せ、重すぎる負担で現場疲弊、秋田県は自衛隊に支援要請

  1. 6

    露天風呂清掃中の男性を襲ったのは人間の味を覚えた“人食いクマ”…10月だけで6人犠牲、災害級の緊急事態

  2. 7

    高市自民が維新の“連立離脱”封じ…政策進捗管理「与党実務者協議体」設置のウラと本音

  3. 8

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 9

    恥辱まみれの高市外交… 「ノーベル平和賞推薦」でのトランプ媚びはアベ手法そのもの

  5. 10

    引退の巨人・長野久義 悪評ゼロの「気配り伝説」…驚きの証言が球界関係者から続々