スペイン代表監督のルイス・エンリケは世代交代を通してチームをレベルアップ

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「バルサでも代表でも就任当初から若手やトップ経験の乏しい選手、代表歴のない選手を積極的に登用。世代交代を推し進めながらチームを活性化させることでレベルアップさせていく手法を取り、実際に結果を残してきた。選手を入れ替えながらもチームの戦い方はブレず、安定した強さを誇っている。指揮官の手腕の確かさを物語っている」(ドイツ1部ビーレフェルトの元コーチで評論家・鈴木良平氏)

 スペイン代表は3月26日にアルバニアと、29日にはアイスランドとテストマッチを行った。

 ルイス・エンリケ監督はGKデ・ヘア(31)、MFアルカンタラ(31)、FWジェラール・モレノ(30)といった中堅を戦力外にして19歳MFペドリ、17歳MFガビ、19歳MFジェレミー・ピノを招集。代表4試合目となったピノはアイスランド戦で代表初ゴールを決め、指揮官の期待にしっかりと応えた。(この項おわり)

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