無敵艦隊スペインが誇る多士済々のFW陣 欧州トップリーグでゴールを量産中

公開日: 更新日:

スペイン(1)攻撃力

 2008年欧州選手権から10年南アW杯、12年欧州選手権と「主要国際大会3連覇」の偉業を達成。愛称である「無敵艦隊」の面目を大いに施した。ところが14年ブラジルW杯でグループリーグ敗退、16年欧州選手権と18年ロシアW杯は16強止まりと低迷。18年7月に元バルセロナ監督のルイス・エンリケが、無敵艦隊復権の命を受けて指揮官に就任。若手を積極登用するなどチーム改革に乗り出し、20年11月のUEFAネーションズリーグでドイツ代表相手に6-0の歴史的大勝利を収め、カタールW杯欧州予選はB組1位で難なく突破。中東でのW杯優勝を虎視眈々と狙っている。

 ドイツ戦圧勝劇の主役を張ったのが、20歳の新鋭FWだったフェラン・トーレス(当時マンチェスター・シティ)だ。

 決定力の高さを武器に代表FWとして得点を重ね、現在は24試合.13得点の荒稼ぎ。1月に移籍したバルセロナでもゴールを量産している。

「身長184センチ・体重77キロの恵まれたフィジカルを生かし、右サイドからスピードの乗った突破力を見せ、積極果敢にシュートを放っていく。局面に応じて3トップのセンター、左サイドでもプレーできるので日本DF陣は、彼をつかまえるのにもひと苦労するでしょう」(元サッカーダイジェスト編集長・六川亨氏)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」