カーリングJr.世界選手権Vメンバーも狙われる LS藤沢を引き抜いた本橋麻里氏の“剛腕”

公開日: 更新日:

 カーリングの世界ジュニア選手権(スウェーデン)女子決勝(22日)で、日本代表が地元スウェーデンを7-4で破って優勝した。

 日本協会によると、年代や性別の全カテゴリーを通じてカーリング日本代表が公式大会で頂点に立つのは初めて。今年2月の北京冬季五輪で過去最高の銀メダルを獲得した女子のロコ・ソラーレ(LS)に次ぐ快挙だ。

 今大会のメンバーに4人を派遣したSC軽井沢の女子ジュニアチームは2019年から活動を開始し女子大生4人によるチーム編成。26年ミラノ・コルティナ五輪の代表選考会ではLSに挑むことになるが、北京五輪銀メダルの牙城はしばらく崩れそうにない。

 カーリングは選手が他チームに移籍するのは珍しくない。LSのスキップ藤沢五月(31)は当初、所属した中部電力を退社して創設間もないLSに鞍替えした。LSの代表理事を務める五輪3大会出場の本橋麻里氏は藤沢をヘッドハンティングするなど敏腕GMとして知られる。本橋氏はジュニア女王チームからの選手の引き抜きに剛腕を発揮するかもしれない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは

  4. 4

    柳田悠岐の戦線復帰に球団内外で「微妙な温度差」…ソフトBは決して歓迎ムードだけじゃない

  5. 5

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    ローラの「田植え」素足だけでないもう1つのトバッチリ…“パソナ案件”ジローラモと同列扱いに

  3. 8

    ヤクルト高津監督「途中休養Xデー」が話題だが…球団関係者から聞こえる「意外な展望」

  4. 9

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  5. 10

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?