全英切符かかるミズノOP 国内プロが例年以上に燃えるワケは“手負いのウッズ”

公開日: 更新日:

 今年は目の色が違う。

 26日開幕の「ミズノオープン」(岡山・JFE瀬戸内海GC)は、例年通り今季メジャー最終戦の全英オープン(7月14日開幕)の出場権がかかる。今年の全英は150回の記念大会であり、「ゴルフの聖地」と呼ばれるセントアンドルーズ・オールドコース(スコットランド)で行われる。ミズノOPの上位4人(有資格者を除く)が聖地への切符を手にするが、例年以上に選手たちは出場権獲得に燃えている。

 その筆頭が岩田寛(41)だ。岩田は「セントアンドルーズ」のオフィシャルパートナーブランドと2019年から契約しており、ウエアやキャップには「St ANDREWS」のロゴが入っている。前回聖地で開催された15年大会では予選落ちしているだけにリベンジしたいという強い気持ちもあるのだろう。「こんなに出たいと思った全英は初めて」というのだが、あるツアー関係者は「口にしませんが、他の選手も同じですよ」とこう言う。

「全英の会場といえば海沿いのリンクスで、雨天や強風が名物。でも、温暖化の影響なのか、近年は全英らしくない穏やかな天候です。聖地は世界のゴルファーの憧れのコースであり、100を超えるポットバンカーはやっかいですが、強風さえ吹かなければリンクスの中では平坦で比較的プレーしやすい」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本ハムが新庄監督の権限剥奪 フロント主導に逆戻りで有原航平・西川遥輝の獲得にも沈黙中

  2. 2

    白鵬のつくづくトホホな短慮ぶり 相撲協会は本気で「宮城野部屋再興」を考えていた 

  3. 3

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  4. 4

    藤川阪神の日本シリーズ敗戦の内幕 「こんなチームでは勝てませんよ!」会議室で怒声が響いた

  5. 5

    佳子さま“ギリシャフィーバー”束の間「婚約内定近し」の噂…スクープ合戦の火ブタが切られた

  1. 6

    半世紀前のこの国で夢のような音楽が本当につくられていた

  2. 7

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 8

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  4. 9

    田原俊彦「姉妹は塾なし」…苦しい家計を母が支えて山梨県立甲府工業高校土木科を無事卒業

  5. 10

    プロスカウトも把握 高校球界で横行するサイン盗みの実情