“投壊巨人”補強組の無様…4球で二軍落ちの井納は戦力外、離脱中の山口俊はトレード要員

公開日: 更新日:

 たったの4球で二軍行き、いや、これが最後になるかもしれない。

 巨人井納翔一(36)が23日、登録を抹消された。22日のDeNA戦に1点リードの五回無死一塁から2番手として登板。4連続ボールで四球を与え、1死も取れずに降板を告げられた。前回登板となった11日の楽天戦でも、打者5人に3安打1四球で1死しか奪えなかった。原監督の堪忍袋の緒が切れたということだ。

 井納は2020年オフにDeNAからFA移籍したものの、1年目の昨季は5試合に登板し、0勝1敗、防御率14.40。2年目の今季も4試合で0勝0敗、同4.50と、巨人では勝ち星がない。

「宇宙人」と評される井納は、早期降板の指示にマウンド上で不満そうな表情を見せたものの、今季は年俸1億円の2年契約2年目。この試合を「ニッポン放送ショウアップナイター」で解説した元中日監督の谷繁元信氏は「あの状態だと、一軍で投げるのはもう厳しい。今の4球投げた姿を見て(原監督は)これはもう無理だと判断したんだと思うんです。今日というか、これは井納の野球人生が終わりに近づくような4球だったと思います」と辛らつにコメントし、ネット上を騒然とさせた。

 谷繁氏が言うように、このまま「戦力外」となりそうである。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  5. 5

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  1. 6

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  2. 7

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    侍Jと大谷翔平がWBCで直面するMLBからの嫌がらせ…過去何度も味わった手段選ばぬヤリ口に要警戒

  5. 10

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲