著者のコラム一覧
藤田信之日本実業団陸上競技連合顧問

1940年10月、京都府出身。洛北高卒業、京都市職員を経て68年ユニチカ陸上部コーチ、72年監督就任。86年ワコール初代監督、99年グローバリー初代監督、2005年シスメックス初代監督、11年同陸上部顧問退任。現在、日本実業団陸上競技連合顧問。

野口みずきは世界陸上で五輪切符を獲得、メダルに届くのではと思った

公開日: 更新日:

 野口みずきは2003年8月の世界陸上パリ大会はキャサリン・ヌデレバ(ケニア)に19秒差で敗れたものの、一番乗りで翌04年のアテネ五輪代表に内定した。このレースで有力者たちの走りはある程度わかった。優勝のヌデレバは確かに強いが、2位野口、3位千葉真子、4位坂本直子までは日本勢が独占。マークするのは6位のアレム(エチオピア)ほか、数人だ。

 4月のロンドンで世界記録(2時間15分25秒)を出したラドクリフ(英国)は不在だった。調べてみると世界記録の時は気温が低く、ペースメーカーも男子。好記録はいつも気温の低い時が多く、暑いアテネなら勝負になるかも、メダルに届くのではと思った。

 世陸では野口の欠点が改めてわかった。陸連の帖佐(寛章)副会長から「野口は上りには強いが、下りは体が反ってスピードが落ちる。アップダウンのあるところを走らせた方がいい」と助言を受けたことを踏まえ、五輪に向けて積極的にアップダウンのあるコースでのトレーニングを実施した。

■女子の指導は男子の3倍労力がかかる

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に