大谷翔平14年ぶりDHマルチ出塁! お祭り舞台のレッドカーペットで物足りなかったのは…

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(28)が2度目の出場で爪痕を残した。

 日本時間20日のオールスターで、ナ・リーグ先発のサイ・ヤング賞左腕カーショーから中前打を放つと、三回の第2打席はパドレス・マスグローブから四球。期待された一発は出なかったが、DHとして2008年以来14年ぶりのマルチ出塁を記録した。

 対戦したカーショーが「投打両方で優れている彼は本当に素晴らしい。ファンとして見るのも楽しみにしている」と持ち上げるなど、各球団のエース、主砲が一目置く存在でありながら、グラウンド外では物足りなさが残った。

大谷が一緒にレッドカーペットを歩いた相手は…

 衣装を着飾ってファンの前を練り歩く球宴恒例のレッドカーペットショーでは、ア・リーグの先発を務めたレイズの若手左腕マクラナハン(25=写真①)が恋人と手をつないで登場。

 レッドソックスの主砲マルティネス(34=写真②)はスリットの入ったロングドレス姿のパートナーを伴って赤じゅうたんの上を歩いた。他にも多くの選手が夫人や子供同伴で出席してファンの喝采を浴びた。

歓声は沸いたが…

 そんな中、大谷は機構が用意した深緑色のスーツを着用して登場。普段、見る機会のない二刀流のスーツ姿に会場からは歓声が沸いたが、一緒に歩いたのはドレスを着飾った美女ではなく、水原通訳だった。

 大谷は球宴後の会見で「この先、何回も出たい」と来季以降の出場に意欲を見せたが、来年のレッドカーペットでは果たして……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  3. 3

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  4. 4

    阪神・大山を“逆シリーズ男”にしたソフトバンクの秘策…開幕前から丸裸、ようやく初安打・初打点

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  2. 7

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  3. 8

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  4. 9

    大死闘のワールドシリーズにかすむ日本シリーズ「見る気しない」の声続出…日米頂上決戦めぐる彼我の差

  5. 10

    ソフトB柳田悠岐が明かす阪神・佐藤輝明の“最大の武器”…「自分より全然上ですよ」