エンゼルス大谷は打投とも成績トップ級なのに…MVP争い劣勢の裏に「総合貢献度」の盲点

公開日: 更新日:

「大きいのは守備の項目です。大谷は野手としてはDHなので原則、守備に就かない。その分、少しずつですがポイントを引かれてしまう。つまり守備はマイナス評価を受ける。DHの選手のWARが低いのはこのためです。投げるときにしても、投手は野手ほど守備機会が少ないため守備のポイントは少ない。そこにいくとジャッジは外野守備がうまいので、この差は大きいですよ。ジャッジは投手ではないので投球のポイントはつきませんけど、大谷の守備のようにマイナス評価にはなりませんから」

 それでも「先発投手がいい投球をすればWARの上がり幅は大きい。大谷が7回を1失点に抑えれば0.4くらいの上積みがある。あと5試合に登板予定ですから、ジャッジを逆転する可能性はあります」とは友成氏だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  4. 4

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」

  5. 5

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  1. 6

    侍J井端監督 強化試合メンバー発表の裏に「3つの深謀遠慮」…巨人・岡本和真が当選のまさか

  2. 7

    メジャー今オフにも「二刀流ルール」撤廃の可能性…ドジャース&大谷翔平に他球団のやっかみ集中

  3. 8

    “児童ポルノ”で衝撃逮捕!日本サッカー協会・影山技術委員長の素性…「精神的な負担を抱えていた」の声も

  4. 9

    奈良の鹿愛護会が語った現場のリアル…「シカさんをいじめるな!」の裏に横たわっている大問題

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発