竹原慎二さんは8年前に“余命1年”の宣告「ジムから日本チャンプを、そのために生きる!」

公開日: 更新日:

 話は戻り、違う病院でがんと告知された時は膀胱を全摘出しなくても大丈夫だろうと言われたのに、検査手術すると膀胱内に2.5センチ幅で筋層まで達してる深さの腫瘍があるとわかり「全摘出しないとダメだ」と。

 そう言われた瞬間は「もう人生終わったな」と思いました。さらにセカンド、サードオピニオンを繰り返し、「早くしないと命に関わる。最悪は余命1年」と言われた時は死ぬ覚悟もしましたよ。

「とりあえずがんを叩きましょう」と言われ、抗がん剤治療を2クールやり、がんを小さくした後に手術。転移していた周りのリンパ節をとり、膀胱全摘出も成功。でも本来、2年前に早期発見できていれば全摘出しなくて済んだんですよね。ダメな主治医を信じた自分が悪いと本当に悔やみました。40歳から調子が悪かったのに僕もバカだから「軽い病気だろう、死にはしないだろう」と思ってしまったから。

■YouTube「竹原テレビ」配信中

 がんを摘出した後に転移して亡くなられるケースが多いと知り、転移しないように頑張ろうと決意。女房が親身に食事療法や免疫を高めるために協力してくれました。発がん性のある食べ物をやめてなるべく無添加の食事をとり、免疫を高めるニンニクなどを食べ、風呂にゆっくり入って体を温めたり。あとお笑いを見ていっぱい笑ったり(笑)。術後5年はびくびくしながら生きていました。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然