大谷史上初のW規定到達でエ軍首脳陣の期待は青天井! FA取得前に課された「投打究極のノルマ」

公開日: 更新日:

 エンゼルス・大谷翔平(28)がメジャー史上初の偉業を成し遂げた。

 自身初の規定投球回(162)到達まで残り1として臨んだ日本時間6日のアスレチックスとの今季最終戦に「3番・DH」で先発登板。一回を3者凡退に仕留めて今季162イニングとし、すでにクリアしていた打席数(502)と合わせてワールドシリーズが始まった1903年以降では史上初めて投打の規定数に到達した。

 投げては5回を1安打1失点、6奪三振。マメができたため、わずか69球で降板し、9敗目を喫した。打っては4打数1安打1三振。今季は投手として28試合166イニングで15勝9敗、防御率2.33、219奪三振、打者として157試合で打率.273、34本塁打、95打点、11盗塁。リアル二刀流を全うしてメジャー5年目のシーズンを終えた。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性