エンゼルス大谷は今季「日給2000万円・時給83万円」 それでもアメリカンドリームは道半ば

公開日: 更新日:

 経済への貢献度も絶大だ。

 さまざまな経済効果を算出している関大名誉教授の宮本勝浩氏(経済学)が先日、エンゼルス・大谷翔平の日米における2022年度の経済効果が約457億941万円に上ると発表した。

「一人のアスリートがつくり出す経済効果としては空前絶後の金額」とは、宮本氏。過去に巨人(640億円=07年)、阪神(643億円=05年)など人気球団の優勝時に迫るお金が動きそうだ。

 その大谷は、アメリカンドリームを地で行く。入団1年目の18年はメジャー最低年俸の5995万円(54万5000ドル=当時レート)だった年俸は来季、72.5倍の約43億5000万円(3000万ドル)に。

 稼ぎはこれだけにとどまらない。スポンサー収入も莫大(ばくだい)だ。米経済誌のフォーブスは先日、大谷の来季年収はスポンサー契約料(2000万ドル=約29億円)と合わせて5000万ドル(約72億円)に上ると試算した。

 日給2000万円、時給83万円──。

 夢のような金額だが、FA権を取得する来オフは3億ドル(約435億円)以上の大型契約を結ぶともいわれる。いくら稼げば気が済むのか……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希「今季構想外」特別待遇剥奪でアリゾナ送還へ…かばい続けてきたロバーツ監督まで首捻る

  4. 4

    中日・中田翔がいよいよ崖っぷち…西武から“問題児”佐藤龍世を素行リスク覚悟で獲得の波紋

  5. 5

    西武は“緩い”から強い? 相内3度目「対外試合禁止」の裏側

  1. 6

    「1食228円」に国民激怒!自民・森山幹事長が言い放った一律2万円バラマキの“トンデモ根拠”

  2. 7

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  3. 8

    辞意固めたか、国民民主党・玉木代表…山尾志桜里vs伊藤孝恵“女の戦い”にウンザリ?

  4. 9

    STARTO社の新社長に名前があがった「元フジテレビ専務」の評判…一方で「キムタク社長」待望論も

  5. 10

    注目集まる「キャスター」後の永野芽郁の俳優人生…テレビ局が起用しづらい「業界内の暗黙ルール」とは