ロッテ吉井新監督が温める「佐々木朗希育成プラン」 本人も来季こそ規定投球回数クリア希望

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 今季は完全試合を達成するなど9勝(4敗)をマークしたロッテ佐々木朗希(20)。

 先日は11月に行われる日本代表の強化試合メンバーに選ばれ、10日からの秋季練習への参加も決まっている。ロッテOBがこう言った。

「佐々木朗は今季、129回3分の1を投げましたけど、本人は規定投球回数(143)にこだわっていたとか。つまり首脳陣が懸命にブレーキを踏んでいたのです。そこにはまだ、規定投球回数を満たせる状態ではないという首脳陣の判断があった。今季終盤、一時的にローテを外れましたが、あくまでも大事を取ってのこと。肩肘に異常があったわけでも、故障があったわけでもないと聞きました」

 それなら来季こそ、規定投球回をクリアしたいという本人の希望は満たされるのか。

「佐々木朗がいまだ8割程度の力加減で投げているのは、全力投球に耐えられるだけの肩肘ではないからです。それでも今季はシーズン中もトレーニングを欠かさなかったようで、これまで以上に体力や筋肉もついてきた。今季は20試合に投げましたが、来季は23~25試合程度の登板になるんじゃないか。吉井理人新監督(57)はそんなふうに考えているそうです」(前出のOB)

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